いびクリ通信

噛む育しよう!

みなさん、気にしてますか?
噛むこと。
乳幼児期は『そしゃく』を身につける大事な時期です

そしゃくとは、食べ物を
前歯で噛み切り → 奥歯ですりつぶし → 舌と唾液で混ぜ → 飲み込みやすい形にして飲み込む
この一連の動作を指します

しっかりと『噛む』事は、体にいろいろな良い効果をもたらします
消化吸収を助けます
食物が細かく砕かれて、栄養の吸収がよくなります
虫歯の予防になります
唾液がたくさん出て、口の中の細菌が増えるのを抑えてくれます
満腹感を得られます
味覚を発達させてくれます
おいしさを理解できます
おなかがいっぱいになったと脳の神経に送ります
しっかり体を動かせ、よく寝ることができます
脳が活発に機能します
脳への血流が増えて、記憶力や学習力がUPします
顎が発達します
歯並びがよくなり、噛み合わせもよくなります
あごや首周りの筋肉も使うので、発声がしっかりして、滑舌もよくなります
表情が豊かになります

たくさんのいいメリットがある『噛む』
3歳を過ぎたころから、すりつぶす動作ができるようになります
大人の食事に近い固さも可能になるので、適度に噛みごたえのある食事に移行できるといいですね
3歳前までは、歯の本数も、口の動きも固い食物を噛み砕くのにはまだ不十分なので
あわてずに、幼児食を心掛けましょう

いびクリ管理栄養士  もり えいこ